「魯山人の宇宙」展 「八幡浜港お魚通信」
さて今日は、「八幡浜市民ギャラリー」で開催されました「魯山人の宇宙」展のご紹介です。
焼き物好きのわたくしも、市場の休日を利用して行ってまいりました。
ご存じの通り、北大路魯山人は大正から昭和にかけて書家・篆刻家・陶芸家・美食家として活躍しました。
没後半世紀経つ今も、その作品は多くの人を魅了しつづけています。
陶芸を始めたのは40代に入ってからですが、古今の多彩な技法を探求し、織部・志野・瀬戸・備前など特定の窯や様式にとらわれず、斬新で豪放な作品を数多く残しました。
織部花器(笠間日動美術館コレクション)
作品を上からも覗いたのですが、外側と内側の筒を別々に造り、あとで入れて一体化してありました。綺麗な織部の色と、大胆なカットがいいですね。
今回、展示されているカワシマ・コレクションは、魯山人がアメリカで評価されるきっかけとなったもので、(2003年に里帰りしたもの)まだあまり知られていないものが、含まれています。
紅葉平向(カワシマ・コレクション)
また、当時焼きあがった窯から直接選んだものが多く、使われることのなかった名品です。(確かにきれいなものが多かったです)
そめつけ福字平向(カワシマ・コレクション)
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辰砂竹雀俎鉢(笠間日動美術館コレクション)
よく見ると、雀が2羽描かれています。
織部扇面鉢(笠間日動美術館コレクション)
器の裏の脚の部分は、どれもかなり大胆(大雑把なかんじ)に取り付けられていました。
刷毛目(はけめ)茶碗(笠間日動美術館コレクション)
椿一輪送挿図(笠間日動美術館コレクション)
このような絵も、いくつか展示されておりました。
染付詩文電気スタンド(笠間日動美術館コレクション)
このような和風のスタンドも、個性的ですね。
ステンドグラスもお好きだったようです。
※今後の「お魚通信」作成の参考にさせて頂きますので、ぜひお気軽にご意見・ご感想・ご質問などお寄せ下さい。
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大石水産 大石