「お魚通信」香港パワー(大石水産)

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前回に続き、「八幡浜港お魚通信」からの記事です。

今日は、「香港パワー」についてです。

今の日本は非常に景気が悪く、ニュースを聞いていても暗い話しが多いですね。その反面、中国やアジアの発展ぶりはもの凄いものがあります。八幡浜で水揚げされているタチウオやアワビなどが、韓国や中国に一部送られているという事は、何年も前から聞いておりましたが、今や物流も経済も、国境に関係なく一体化してきています。

ですから、日本に逆上陸する動きも起こってきております。

 

リッキー・チェン写真は、2009年の1月5日の築地の初競りで、最高値の1000万円でマグロを競り落としたリッキー・チェンさん。ご存じの方もいると思いますが、香港や東京他アジアで寿司チェーン50店舗を経営し「寿司王」と異名をとる中国人(当時41歳)です。彼は日本に留学経験のある日本通で、世界的な和食ブームのなかで、寿司を香港にひろめ、逆上陸もはたしました。

彼曰く、「おいしい日本食は車や機械と同様、日本を代表する輸出品ですよ。」

銅饠湾の「板前寿司」では日本から空輸したマグロやホタテが並んでおり、醤油は香港人向けに甘口、フォアグラやマンゴーも握るそうです。来店者は「刺身は美味しいし、日本食は安全。魚は養殖よりも、天然物がいいわね。」と。

彼は、2年間日本で留学したあと、香港でクレープ店を立ち上げ、その後とんこつラーメン店を香港に進出させ、今は300店を超えたそうです。「次は黒豚。豚カツ屋をやる。」そうで、また一つ日本の食文化を世界に発信しようとしているそうです。

 

 

(毎月「天然大間生本マグロ大放出」というイベントを行っているとの事です)
(今回の記事と写真は、ネットより抜粋・引用させていただきました。)
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大石水産 大石

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