トロール船の紹介! (大石水産)更新!-3

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今日は八幡浜の「トロール船」についてのご紹介です。
トロール船(正式には2艘曳き沖合底引き網漁船といい、2隻一組で操業します)現在の船は125トン型タイプで、1隻当り8名から10名位の乗組員で、1日から3日位毎に入港します。農林水産大臣の許可で動き、八幡浜を基地とする船は9月から翌年の4月までの8ケ月間が操業期間で、5月から8月までの4カ月間は資源保護のため、毎年休漁期間となっています。
操業区域はおもに豊後水道ですが、時期によっては、鹿児島県沖から種子島の近く、また高知県沖まで行くこともあります。35年位前には、12ケ統24隻いた船も、漁獲量の減少や燃油代の高騰などにより、今では残念ながら1社1ケ統となってしまいました。しかしトロール船で獲れる魚には、非常に価値があり八幡浜の漁業界にはなくてはならない存在となっています。
①トロール船でないと、なかなか獲れない価値ある魚が安定して獲れる。(例えば、車エビや赤ムツ、ヤガラ、マトウダイ、イカ類、ハモ、アンコウ、エソなどなど・・・・)

②魚種が豊富。年間にすると200種類位、珍しいものまでいれると、もっとあると思われます。

③シケに強いため、他の船が出れなかったり、台風などの悪天候で他所の地域で魚が切れても、魚を安定供給できる。こちらに水揚げされた魚は、四国内はもちろん関西・関東・九州と全国に送られています。

本日も最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。

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大石水産 大石

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